考えても見るとネペンの草体全体の苗の作り込みをどうするのかっていう話が上がる事ってあんまない。
まずは育てられるかどうか。
直接聞いたレベルだとしっかり気にしてるのは土居先生くらい。
勿論一般に公開されているものの話でもあるし、制限のある展示スペースでいかに良く見せようという事もあるのだけれども。
他の植物園だと大体伸びたい放題でほとんど見えなくなってたりとかだしね。
低地性は丈を抑えて管理しやすい方だからそうしないと手が付けられなくなる。
大体の植物園では挿し木増殖も考えてないだろうし節間は詰まっているに越したことはない。
結局のレベルの話になると個人だと維持が精いっぱいという話になってくるだろう。
アラタやベントラータみたいなかなり丈夫な類でやっとと言いたくなるがそれでも人によって作りの差が歴然と出てしまう。
ここらへんクッソ真面目に作り込む人間そういないしね。
まあ目移りもするよなーっていう話でもあるし。
アラタかミランダかダイエリ位しか選択肢なかった時代と比べれば時期によってはホムセンでも何種類かは見られるわけだし。
ネットならもっと種類は売られている。
割かしあれやこれや手を出す人間は失敗する。
これは確実である。
交配種でも同じ事は言えなくもない。
そもそも一般的な日本人の用意できるであろうキャパシティはすぐにオーバーするし。
低地性ならアンプはまだ良い方なんだけどあれも結局数メーターに伸びるポテンシャルはあるので育てる種類はよーく考えるべきだろう。
苗を買うお金なんてたかが知れてるけどどの種類もそこからかかるランニングコストはかなりかかる。
一年中軒下なんかでいっさいの無冷房無加温で何とかするのは沖縄でもまあ無理なので
苗の値段よりはそこからかかるお金を考えた方が良い。
どんなに抑えてもネペンはお金がかかる。
なんだったら自生地見に行って満足するだろうし、そんなお金も払いたくないなら国内の植物園でみた方がずっと楽。
まあサラセニアとか大体のドロセラは日本の環境に向いているからずっと楽なのだけど。
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