ヘリアンフォラはネペンよりも楽だけど栽培者はそこまでいない。
海外の栽培レベルは管理が楽なおかげもあってかかなり大きい温室で大量に育てられていたり、室内での栽培も盛ん。
なまじ簡単である事もあるがまあ正直種類の違いを判別するのがパッと見ただけでは困難なものも多く、温室にたくさん並べていてもサラセニア程は華がない。
室内でケース栽培されているのが一番見栄えが良い植物だろうか。
写真映りもかなり良いと思っているのだがSNSもフォーラムもそこまで盛んではない。
私的には輸送で枯れたりはしないけど美観を著しく損ねる危険が非常に高いのもいけないと思う。
正直育てるの簡単だし時間さえかけて定期的に植え替えてればなんの問題もなく綺麗に仕上がるから良いと思う。
まあ、でも種類の見分けは普通に付かない。
食虫の中では結構似たり寄ったりの外見をしているくせに種類が多いのが悪い。
これに関しては慣れの問題もあるのだが興味関心の有無がかなり大きいだろう。
なんだったら同じヒトでも人種が違えばそれを判別するのは容易でない人は多い。
生まれつき他人の顔を覚えにくい人間もいるのだが意外にも植物の'種類'なんかの見分けは付く場合もあるらしい。
だからなんだと言ってしまってはそれでおしまいであるが覚えようという関心さえあればそこまで難しいものでもないという話。
まあ交配種は無理だけど。
そんな事もあって商品としてはこれがスゴイと言うのを説明しにくい。
別にしっかり大きければ交配種でも十分という話になりかねないという事にもなる。
ぶっちゃけ私的にはマニアとかそういうの好きじゃないのよね。
正直南米のテーブルマウンテンとか覚えられないし。
殆どがなまじ育てやすいせいでそこらへんの考慮が足りなくても大丈夫。
まあ、売りに出せばそこそこの値がどれでも付くし普及種でも立派な苗には良い値が付くのは非常に良い。
初めの流通から培養品であるし実生や交配も良く作られている。
最近の苗はどれも大きいものも多いので失敗する可能性も低いだろうし。
中南米の自生地に見に行ける人間はまずいないのでこうして楽しめる植物は意外と少ない。
長く長く楽しみたい植物である。
コメント
コメントを投稿