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3月, 2018の投稿を表示しています

N.ventricosa(c) EP

 わりかし売り払うとすっきりするけどスペースが空く分成長するのであまり変わった気がしない。 結局維持のための分譲なのでこうしたものはデッドスペースの有効活用といった感じ。  通年の管理については結構慣れてきたもので、この時期や秋なんかはめんどくさい事が立て続けに起こりやすいのだけれども良い兆候。  今年は夏前からかなり暑くなりそうであるから注意はしないといけない。 大体の目星を付けて前に前に動いていくのが一番楽。 今年は絞って管理したし。

N.ephippiata 'Hose Mtn' EP

でかいの売るよりは小さい方が利益率も高いし楽。 もっというなら実生のちっさいのでもそこそこ行くのでそっちで無責任にやってた方が良い位。 人間意外とモノよりもネームバリューに押されるところがあるのでホントにチョロすぎでしょ。   ヘリアンに関しては海外人気も薄いので売りに出される事も少なくなっていくのだと思う。 増えやすい方だしコレクション性もあるのだか無いのだか判断し辛いのは厳しい。 結局価格の判断基準をどこに置いているかが問題なのではないかと考えている。 日本は海外のどの国と比べても高価な方だ。 最近の中国は現状日本と同じくらい、今後はそれ以上に上がる可能性が高い。 需要の数で言えば日本に比べれば中国の方が圧倒的になる可能性はあるのでそうなれば供給は足りなくなる事も出てくるだろう。 一時的なブームにしかならない事の方が多いだろうけど。

N.izumiae × xtrusmadiensis EP

意外と思うことがあってトラスマの人気がほとんどない。 エドとかビロサはまだピンとくる場合があるっぽいけどマクロとかここらはいまいちらしい。 実際問題の話するとエドは山採りのがずいぶん入ってそれが丈夫なおかげか国内でもそこそこ生き残っているのが現実だけど開花まで行くかは不明。 マクロとトラスマも随分流入したけどマクロは数年後残るかどうかと言われるとかなり微妙。 正直今はそうした苗にもそれらを知ってか知らずか手を出す人にも興味がなくなってきた。 現状の低いレベルで馴れ合いをしていれば瓦解するのは目に見えているだろうし、もっとアングラなのはネット上や集会にも出てこないだろうしね。 似たような例だと、アツモリソウなんかも一時期の流行から現在の様子をざっと調べてみても栽培に関するデータがほとほと欠如している。 交配種や丈夫な種類でも素人が5年以上維持できている様子もしないのでネペンもほぼ同じような末路になる感じ。 厳しい話だけれどもそう長くは出来ないというのが現実だと思う。 高価な商品の特徴と言うか大前提は1点ものであって量産品ではない。 流通量が多くなればマニア崩れは欲しがらなくなる。 ネペンに於いては低地性も高地性も交配種でも全体的に注目すべきはそれそのものの貴重性は重視されるべきではないと思う。 培養品のクローンでも栽培年数がかかるしこの間の手間暇は容易なものではない。 この過程や苗の作りは蘭よりも難しいと言える。 茎が何個も立つものでもないし更新も元来は10数年かかるものであるし。 ただ大鉢になると洋蘭よりも遥かに運搬が困難であるので品評会向けではない。 あくまで個人の技術の追求に尽きてしまうのも無理もない気がする。 売ってる側もそこら辺をどうこうしてアピールしてるわけでもないし意図が不明の一途なのよね。 先の先をかんがえて行動すべきタイミングはもうとっくに過ぎてると思うんだけどな。

Nepenthes aristolochioides

 こう背景が真っ黒い写真ばっか撮ってると結構気が滅入る。 外に出て適当に撮影している方が楽しい。 シャッタースピードも上げられる分サクサクいけるしね。  蘭もこうしたバックで撮りたいのだけれども面倒だからね。 昼間しか咲かないタイプはこうした点でも障壁になる。 無職でもないと少々きついかも。 今年の春は天気が悪いが夏はその分早く来てかなりの暑さにはなりそう。 こういう年に失敗しないようにしないといけない。

Thelymitra ron heberle

水は低きに流れるもので、最終的にはお粗末で値段も安いのだか高いのだか分からないものが繁茂していくのだと言える。 実際問題の話をすると、ネペンは小遣い稼ぎには向かない植物なのよね。 手抜きはすぐに分かるし、状態を崩すのは一瞬。   テリミトラなんかの地生ランはヤフオクでも晩夏から秋前位にちょっと見られる。 あとは池袋サンシャインなんかで行われるらん展とかか。 ウイルス感染苗が跋扈する可能性が結構あるが今のところは大丈夫だろうから良いかね。  球根の状態なんかはパッと見では分かり辛いし発送も楽なので増えてさえいる分には良いのではないかと思う。 ただし開花は日中のみなのでタイミングが大事。 ここらのはかんたんな部類に入る植物だけど設備は最低限以上いるし成長期はこいつらの為の管理をしないといけない。 まあ人気が特別あるわけでもないし需要も高まる事もないだろうからSNS映えで終わりでいいんじゃない?

H.heterodoxa × ionasi AW

 あまり書く気はないのだけどヤフオクについて。 最近は自分が出品している商品以外でもある程度の情報が分かるようになっている。   同じような商品でのウォッチリスト数やアクセス数が分かるだけなので、オススメ順とあまり変わりが無いと言ってはお終いだが競争を活発にさせようという運営の狙いもあると思う。 割合まとめて出品するのでどれがどの位になるのかとか何が人気なのかはほぼ分かっているが、他のオークションのウォッチ数が分かるのはまあ有利に働く事の方が多い。   入札する側からしたら少しアレかもね。  ウォッチリストに入れたからと言って実際に入札する人間はその中のほんの一部である。 物事には機会と言うものがあるので出しっぱなしにしていても入札があるときはある。 といっても勢いがある方が盛り上がるのでそこは大事にしたい。 ひとこと言えるのは、商品の写真はしっかり撮る。 ものが良い事が一番だけど。

N.macrophylla AW

 深度合成で撮影したもの。 combineZPとheliconfocusで作ってみたが前者の方が時間がかかるぶん仕上がりは良い。 時間を短縮して枚数を撮りたい場合はheliconやZereneを使う方が良いのだろうが。   とは言っても重なりの部分はどのソフトも上手く処理できないのでそもそもそういった構図にならないようにするかレタッチしないとどうしようもない。  絞って撮影してもピントは合うのだがこうした方が見栄えは良い感じ。 手間だけど。 背景を真っ黒に処理してくれるのでそれは助かる。  でもやっぱり襟の部分のように複雑に重なっているとどうしても駄目らしい。 襟の外は良くても中の牙がぼやけてしまう。 ここは普通に撮る分にも厄介。 枚数増やせばどうにかなるかもしれないけど処理時間がかかるのと合成に失敗しやすくなる。 苗を大きくした方が楽だろうね。

N.pitopangii AW

深度合成で作った写真。 ネペンは見ての通りイヤらしい形をしているので写真を撮るのがかなりめんどい。 ピトパンはシンプルな方なのでまだ良いが襟が複雑なものはより枚数を増やすか引いて撮るしかなくなってくる。 取り敢えずめんどくさい撮影方法なので割に合わない気もする。